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歯科助手が教える!矯正治療の基礎知識

歯科矯正に関する常識を知らない歯科助手は、たくさん存在しています。これから歯科矯正治療を考えている人は、最低限覚えておいて欲しいことを下記にまとめました。

 

凹凸が2ミリまでは拡大

このぐらいの凹凸なら拡大しても大丈夫です。恐らく全体の約20%の人がこれに当てはまると思います。元に戻りにくいので、非抜歯でも綺麗に治ります。

 

凹凸が5ミリあれば一本抜歯

5ミリ程度でも問題なく拡大できますが、元に戻りやすく、口元が2〜3ミリ出っ張ってしまうため、抜歯することをおすすめします。また歯を少しずつ削るのも良いでしょう。他にも矯正歯科によっては、第二小臼歯を2本抜くという治療法も存在します。

 

凹凸が7ミリ以上であれば第一小臼歯を2本抜歯

無理矢理拡大することも可能ですが、口元がもっこりとしたり、保定装置を装着しないとすぐに元に戻ってしまう危険性があります。また元々の噛み合わせにもよりますが、高い確率で開咬になってしまいます。

 

奥への移動は2ミリまで

歯を奥へ移動させることは可能です。実際に1〜6までの歯を綺麗にした事例もあります。しかしながら、歯を奥へ移動してもあごが大きくなるわけではありませんから、奥の第二大臼歯が生えてこなかったり、生えても脇や斜めに出たりして、最終的には抜くことになるでしょう。

 

要するに、1〜2年かけて第一小臼歯を抜かずに治療を続けても、代わりに大きな第ニ大臼歯を抜くことになります。ほぼ100%近く非抜歯で治すという歯科医も多いですが、小臼歯を非抜歯にするという表現のほうが正しいでしょう。