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矯正治療を希望する人へ

矯正治療を希望する人は、自分の歯並びや噛み合わせの状態と、その原因をしっかりと調べると良いでしょう。見た目だけで判断するのではなく、原因を見極めることが治療を成功させるポイントになります。

 

見た目は鏡を覗けば分かりますが、それに至った原因は必ずあります。それを検証することが治療の第一歩となるのです。

 

 

例えば叢生。叢生とは、前歯、また奥歯も互い違いにデコボコに並んでいる状態を指します。乱ぐい歯とも言われます。よくアゴの骨の大きさと歯の大きさのバランスが取れていないから、乱ぎになるとも言われています。

 

実際は、アゴと骨の大きさのバランスが悪いこともありますが、原因はそれだけではありません。見た目だけで判断するのではなく、なぜそうなるかといった事を考え、歯科医師によく相談しながら治療を進めていきましょう。

 

次によく挙げられるのが、反対咬合。俗に「受け口」とも言われますが、下の歯が上の歯より前に出ていて、噛み合わせが逆になっている状態を指します。反対咬合には、歯だけに問題がある場合と、あごの大きさのバランスの問題があります。

 

治療の前に考えるべきこと

 

皆さんもご存知かと思いますが、歯医者に行くときわめて簡単に歯を抜いたり、削ったりします。歯科医院は、手や足を必死に残すために医療技術があるように、もっと慎重に体の1部だという意識で、歯を診るべきだと私は思っています。

 

人間が生きていくうえで、歯は不可欠な役割を担っています。歯科医療はこれまで、生きるために絶対必要な歯に修復に力を注がれていました。技術も道具もどんどん進化してきた反面、簡単に歯を削ることのできる道具も生み出されてきました。

 

道具は高性能になり昔よりもずっと簡単に虫歯の治療も出来るようになりましたが、簡単に歯を削れるが故の修復方法も誕生しました。例えば、ガタガタの歯並びを削り、人口の歯を被せるような方法です。

 

確かに、短期間で歯並びは綺麗になったように見えるでしょうが、自分の歯は削って無くなり人口のものに置き換わったしまいます。その瞬間見た目は美しくなったように見えるでしょうが、常に体は代謝されどんどん新しい細胞に生まれ変わっていきます。

 

新しい骨ができて、この瞬間が存在するのです。人間は誰でも年を取り、衰えは必ずやってきます。その瞬間だけの修復ではいけません。10年、20年後にどうなるかということまで考えて歯科治療を行わないといけないのです。ですから、健康な歯を削ったりむやみに抜く行為は、細心の注意を払っておこなうべきだといえるでしょう。