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歯科助手が教える!正しい歯磨きの基礎知識Part.1

歯磨きを毎日しているのに、なぜ虫歯になってしまうのでしょうか。それは、それぞれに正しいと思う方法で歯磨きをされているでしょうが、歯磨きが正しい方法でできている(歯垢が取れている)わけではないからです。

 

皆さんが思われている以上に歯垢は取りにくくやっかいなものです。歯に付着した歯垢は繁殖して、虫歯の原因であるバイオフィルムを形成するのです。歯磨き本来の目的とは、英語でプラークコントロールと言うように、歯垢を除去することです。

 

歯垢=食べかすではありません。歯垢はネバネバ状のものであり、それが悪化するとバイオフィルムに変貌して、うがいをしてもガムを噛んでも取り除くことができません。

 

また、年齢とともに歯垢の粘りは強くなってきますから注意が必要です。私が歯科助手の資格取得後に就職した歯科医院では、歯ブラシ・歯間ブラシ・フロスの指導に、最低でも1時間費やしています。人によってはフロスの指導だけで2時間近く掛かってしまうこともあります。

 

しかし一度覚えれば簡単で、効果も抜群です。正しい歯磨き方法を身につけて今までの悪習慣を断ち切れるかどうかで、これからの歯の健康具合も大きく変わるでしょう。

 

まずは自己チェック!

もし歯垢の色が赤や青であれば誰でもそれ取り除くために一生懸命歯を磨くと思います。しかし、歯垢は歯と同色なので、見分けが付きません。これがトラブルの原因になります。

 

そこで赤色の歯垢染色液で歯を染めて確認してみましょう。「毎日磨いている」と「毎日磨けている」は全く違います。一度歯垢染色液で歯を染めてみると、誰もが思っている以上に磨けていない現実に気付くでしょう。これが正しい歯磨き方法を身に付ける第一歩になります。

 

私が働く歯科医院に来る患者さんは、最初に染めた時は皆さんびっくりされます。特に歯と歯の隙間の凹凸部分が磨けていないケースが非常に多いです。