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ホワイトニングとは?

ホワイトニングとは、広義には歯を白くする処置の総称になります。例えば、歯面に付着したプラークや着色物質を徹底的に除去するPTCから、歯面コーディング剤(歯のマニキュア)、漂白処置(ブリーチング)、ラミネートベニア修復、支台歯形成を行ってオールセラミックスクラウンなどを装着する補綴装置に至るまで、多くの処置が含まれています。

 

ホワイトニングの1つであるブリーチングは「漂白処置」と同義であり、薬剤を用いて化学的に歯を漂白することを意味します。しかし、昨今、ホワイトニングと言えば狭義にブリーチング、漂白処置を指すようになり、語句のイメージ的にもブリーチングよりも、ホワイトニングが一般的に使用されるようになりました。

 

ホワイトニング対象歯が生活歯か失活歯によってホワイトニング方法も異なります。失活歯であれば積極的に治療を行うことも可能ですが、生活歯の場合はエナメル質表面から薬剤を作用させる必要があります。

 

現代では、オフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングの2種類に分けられています。

 

オフィスホワイトニングでは、患者が診療室内で処置を受けるホワイトニング方法で、20%以上の高濃度過酸化水素を含むジェルやペースト状の薬剤を歯面に塗布し、触媒や光照射などで活性化させてホワイトニングを実施します。1回のチェアタイムは、60分〜90分程度であり、約一週間間隔で数回の来院を必要とします。

 

光触媒である二酸化チタンを利用して過酸化水素の低濃度化を図った薬品も発売されています。

 

ホームホワイトニングでは、患者がホワイトニング剤とホワイトニング用カスタムトレーを持ち帰り、診療室外で歯科医師、歯科衛生士の指示通りに自分自身で行うホワイトニング方法になります。

 

10%過酸化尿素に増加剤を加えた薬剤をシリンジからカスタムトレーに注入して1日数時間装着、これを2〜4週間程度継続します。マイルドなホワイトニング剤を唾液や、体温などの作用により徐々に分解させてじっくりとホワイトニングを行っていきます。

 

デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングと、ホームホワイトニングを併用して行う方法になります。オフィスホワイトニングを先行させて、ある程度白さを獲得してからホームホワイトニングに移行するジャンプスタートで行われるのが一般的です。

 

また失活歯のホワイトニングでは、ウォーキングブリーチ法が主流になっています。30〜35%過酸化水素水と過ホウ酸ナトリウム粉をベースト状に混ぜ、仮封するホワイトニング方法になります。

 

数日〜1週間程度の間隔で来院してもらい、ホワイトニング剤を新鮮なものに交換します。これを数回繰り返して、充分に白くなった時点で舌側からコンボジッドレジン修復を行います。

 

最近では、オフィスホワイトニング剤と髄腔内と唇側の全面から作用させる失活歯のオフィスホワイトニングもよく行われるようになってきました。ウォーキングブリーチ法との併用によって、ホワイトニング期間の短縮を図ることがその目的です。